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缶コーヒー、スチール素材のなぞ

投稿日:2015年3月14日 更新日:

最近増えてきた缶コーヒーのアルミ缶、なぜ?

なぜ缶コーヒーはスチール缶が定番だったのでしょうか?

増えてきたアルミ缶コーヒー

最近は缶コーヒーにもアルミ缶が増えてきました。
しかし、ちょっと昔はスチール缶が定番でした。
私はいつも思ってました。
スチール缶ごみの分別が面倒
しかし最近特にアルミ缶の缶コーヒーが増えてきました。
なぜでしょう?
それを考えるにはなぜ缶コーヒーにはスチール製が多かったのか?を調べてみます。



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缶コーヒー、スチール素材の理由

缶コーヒーは安全上の問題からアルミ缶の使用を自粛していました。
これが理由です!
ここで気になるところがあります。
なぜアルミ缶が安全上問題があるのか?

ミルク入りだからです。

ここ重量です。

つまりミルク入りの缶コーヒーはスチール製が望ましいということです。
そしてまたまた気になることが・・・
なぜミルク入りはアルミ製だと問題なのか?

ミルク入りはボツリヌス菌が繁殖する可能性があります。

あの致死率の高いボツリヌス菌です。

恐ろしいです。

そこで、製造工程でボツリヌス菌が繁殖していないかの検査をします。

打検(打音検査)と呼ばれる工程があり、缶の底を叩き、中の圧力を測ります。
菌が繁殖するとガスが発生し中の圧力が変わります。
アルミ缶ではこの打検が難しいのです。
なぜかというと、
・アルミ缶はもともと中の圧力が高く検査が難しい
・アルミ缶の底がアーチ状にへこんでいる
という理由からです。
なので今まではミルク入り缶コーヒーはスチール製でした。
そしてブラックコーヒーはアルミ缶でもOKでした。

アルミ素材の缶コーヒーの安全性は?

最近はミルク入り缶コーヒーもアルミ缶が増えてますが・・・

公益社団法人日本缶詰びん詰レトルト食品協会という協会が
ミルク入りの飲料にアルミ缶を使用することについて自粛の方針で
各メーカーはそれにしたがって自粛をしています。
しかし、この方針は策定から約30年が経過しており、協会は見直しを検討しています。
その見直しを検討している中、日本コカコーラは打検(打音検査)がなくとも、
品質管理をしっかりすることで、安全性は確保できるとコメント。
これから缶コーヒーのアルミ缶化が進む見通しです。

なぜ、アルミ缶にしたいのでしょうか?

ずばりコストです。
スチール缶の材料、ティンフリー鋼板は2000年代の価格から2014年には10倍になりました。
(ティンフリー鋼板の価格は公開されていません)
アルミは値段高止まり。
しかし、アルミはスチールに対し使用する素材が少ない。
こうなるとメーカーはなんとかアルミ缶にしたいわけです。
しかし安全性の確保は絶対必要なわけで、
しかも相手は地上最強のボツリヌス菌です。

補足 各メーカーの思惑

鉄鋼メーカー生き残りをかけて・・・

アルミ缶化が進めばどうなるのか・・・・
・コカコーラはコストを下げ利益を増やすことができます。
・スチール缶を作る鉄鋼メーカー(新日鉄住金など)は大打撃を受けます。
(ティンフリー鋼板のスチール缶の需要は全体の50%弱にもなる)
・アルミ缶を作るメーカー(昭和電工など)は需要が増え、増産となり、利益増大。
新たに設備も作ると思われるので関連会社も活気付くとおもわれます。

鉄鋼メーカーは必死だと思います。
そこで、スチール缶の軽量化を打ち出しました。
アルミと同等価格になるまでスチール缶を軽量化(1缶20gほど)すると。
すでに可能であるとメーカーは言ってるようです。

このスチール缶、アルミ缶をめぐる競争・・・まだまだ続きそうです。

顧客としては、安全性を一番に考えてほしいものですね。

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